製品名 : トリプルクランプ

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス):複数の取付点を持つロングクラウン

本製品は全長の長いフォーククラウンで、本体表面に複数の円形ボスと補強リブが配置されています。両端のフォーク座と中央のステアリングコラム座に加え、ボスはメーター、ステアリングストッパー、ケーブルガイド、ハンドル座などの取付点として使えます。マルチボス設計により、構造部品とアクセサリー取付機能を兼ね備えます。

ボスの数が多いほど、鍛造時の材料配分は複雑になります。Al Forge Tech(AFT)はQFormで各ボスの充填を確認し、熱間型鍛造で成形した後に社内でT6熱処理を行い、各座穴とボスのねじ穴を4.5軸CNCで加工して段取り替えを減らし、三次元測定機で各取付点の位置度を確認します。

製品の特長

  • 複数の円形ボスでアクセサリー取付点を一体化
  • 補強リブ付きのロング本体で剛性を確保
  • 4.5軸CNCによる多面加工で段取り替えを削減
  • 各取付点の位置度を三次元測定

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の仕様と製造能力

項目内容
製品カテゴリ 二輪車部品
用途 アクセサリー取付点を一体化した二輪車・パワースポーツ車両のフォーククラウン
主要工法 熱間型鍛造(熱間鍛造プレス 600T~8,000T)
材質 お客様仕様に応じて選定。大型二輪車部品では6061-T6、2014-T6、7075-T6などに対応
熱処理 社内でT4溶体化処理(8基)およびT6人工時効処理(7基)を実施。材質と強度要求に応じて条件を設定
後加工 CNC加工(マシニングセンタ52台、旋盤30台)、バリ取り、振動バレル研磨
表面処理 アルマイト(硬質アルマイト含む)、ショットブラスト、電着塗装・塗装(ご要望に応じて)
検査 Zeiss三次元測定機(4台)、硬度計、分光分析装置、蛍光浸透探傷ライン
寸法・公差 お客様の2D/3D図面に準拠
品質マネジメントシステム IATF 16949:2016、ISO 14001:2015

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の製造工程

  1. 図面確認とDFM(製造性設計):材質、荷重方向、重要寸法を確認し、QFormによる成形シミュレーションで材料流動と欠陥リスクを予測します。
  2. 金型設計・製作:形状の複雑さに応じて荒地型・仕上げ型などの型数を計画し、ハンディ3Dスキャナで金型形状を照合します。
  3. 熱間鍛造:600T~8,000Tの熱間鍛造プレスで型鍛造し、製品形状に沿った連続的な鍛流線(ファイバーフロー)を形成します。
  4. 熱処理:T4溶体化処理とT6人工時効処理を社内で実施し、材質と強度要求に合わせて条件を設定します。
  5. CNC加工と表面処理:穴、ねじ、嵌合面を加工し、必要に応じてバリ取り、振動バレル研磨、ショットブラスト、アルマイトを行います。
  6. 検査・出荷:三次元測定機、硬度計、分光分析装置で寸法・硬度・成分を確認し、IATF 16949に基づきロットのトレーサビリティを記録します。

よくあるご質問

トリプルクランプのボスはどのような用途に使えますか?

車種の設計に応じて、ボスはメーターやスクリーンステーのねじ穴、ステアリングストッパー、ケーブルやホースのガイド座、ハンドル座などの取付点として加工できます。これらをクランプの鍛造品に一体化することで、追加のブラケットや溶接部品を減らし、フロント周りの構造を簡素化して組立工数も削減できます。

すべてのボスを確実に充填させるには?

ボスが多いほど材料が流れる先が分散し、局部的な材料不足で充填が不完全になりやすくなります。AFTは金型設計段階でQFormにより各ボスの充填順序をシミュレーションし、素材形状とバリ設計を調整します。量産では毎ロット初物・中物・終物を検査し、三次元測定機でボスの位置と高さを測定します。

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の熱処理は社内で行っていますか?

はい。Al Forge Tech(AFT)はT4溶体化処理設備8基とT6人工時効処理設備7基を社内に保有しており、アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)は鍛造後に同一工場内で溶体化・焼入れ・時効処理を行い、加工・検査工程へ進みます。熱処理を外注しないため、工場間輸送や納期変動のリスクを抑え、ロットのトレーサビリティも一つの品質システムで管理できます。処理条件は材質とお客様仕様に基づき設定します。

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の最小発注数量(MOQ)と納期はどのように決まりますか?

MOQと納期は、部品サイズ、金型の型数、材質、後加工範囲によって異なり、図面確認後のお見積りでご案内します。一般的な流れは、金型製作、鍛造サンプル、サンプル承認、量産の順です。年間数量と分納計画をお知らせいただくと、アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の金型と生産能力の計画が立てやすくなります。

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)のロット間の寸法・品質はどのように安定させていますか?

AFTはIATF 16949:2016に基づき、受入検査(IQC)、工程内検査(IPQC)、最終検査(FQC)を実施し、Zeiss三次元測定機4台、硬度計、分光分析装置、蛍光浸透探傷ラインを備えています。各ロットの初物・中物・終物を確認し、金型摩耗による寸法変化が見られた場合は型修正を行い、アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の品質を維持します。

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の鍛造見積りのご依頼

アルミ鍛造二輪車用トリプルクランプ(マルチボス)の新規開発や、既存部品のアルミ鍛造への切り替えをご検討中でしたら、3D/2D図面、材質・調質、年間数量、表面処理の要求をお送りください。AFTの技術チームが鍛造可否、金型計画、お見積りをご回答します。

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