ギアハブ
アルミ鍛造ギアハブ:6弁形状の駆動系ハブ
アルミ鍛造ギアハブは、大型二輪車の駆動系に使われる円盤状の伝動部品です。6弁の花形の円盤で、中央に円形のボスがあり、周囲の6つのくぼみはボルト穴やダンパーラバー座として加工できます。このような部品はリアホイールドライブ、クラッチ、変速機構などに使われ、トルクを伝えながら衝撃も受け止めます。
Al Forge Tech(AFT)は、6061-T6、2014-T6、7075-T6などの材質で大型二輪車用のトランスミッションハブやハンドルクランプを、鍛造・機械加工・アルマイトまで一貫して生産した実績があります。6弁形状は熱間型鍛造で一度に成形し、各弁と中央ボスに鍛流線を連続させます。熱処理後に中心穴、ボルト穴、嵌合面を旋削とCNCで加工します。
製品の特長
- 6弁形状と中央ボスを一度に鍛造
- 6061-T6、2014-T6、7075-T6などに対応
- 中心穴、ボルト穴、嵌合面を旋削・CNC加工
- アルマイトで外観と耐食性を向上
アルミ鍛造ギアハブの仕様と製造能力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品カテゴリ | 二輪車部品 |
| 用途 | 大型二輪車のリアホイールドライブ、クラッチ、変速機構 |
| 主要工法 | 熱間型鍛造(熱間鍛造プレス 600T~8,000T) |
| 材質 | お客様仕様による。同種部品は6061-T6、2014-T6、7075-T6で生産実績あり |
| 熱処理 | 社内でT4溶体化処理(8基)およびT6人工時効処理(7基)を実施。材質と強度要求に応じて条件を設定 |
| 後加工 | CNC加工(マシニングセンタ52台、旋盤30台)、バリ取り、振動バレル研磨 |
| 表面処理 | アルマイト(硬質アルマイト含む)、ショットブラスト、電着塗装・塗装(ご要望に応じて) |
| 検査 | Zeiss三次元測定機(4台)、硬度計、分光分析装置、蛍光浸透探傷ライン |
| 寸法・公差 | お客様の2D/3D図面に準拠 |
| 品質マネジメントシステム | IATF 16949:2016、ISO 14001:2015 |
アルミ鍛造ギアハブの製造工程
- 図面確認とDFM(製造性設計):材質、荷重方向、重要寸法を確認し、QFormによる成形シミュレーションで材料流動と欠陥リスクを予測します。
- 金型設計・製作:形状の複雑さに応じて荒地型・仕上げ型などの型数を計画し、ハンディ3Dスキャナで金型形状を照合します。
- 熱間鍛造:600T~8,000Tの熱間鍛造プレスで型鍛造し、製品形状に沿った連続的な鍛流線(ファイバーフロー)を形成します。
- 熱処理:T4溶体化処理とT6人工時効処理を社内で実施し、材質と強度要求に合わせて条件を設定します。
- CNC加工と表面処理:穴、ねじ、嵌合面を加工し、必要に応じてバリ取り、振動バレル研磨、ショットブラスト、アルマイトを行います。
- 検査・出荷:三次元測定機、硬度計、分光分析装置で寸法・硬度・成分を確認し、IATF 16949に基づきロットのトレーサビリティを記録します。
よくあるご質問
ギアハブにはどのアルミ合金が使われ、どう選べばよいですか?
AFTの大型二輪車用トランスミッションハブやハンドルクランプには、6061-T6、2014-T6、7075-T6が使われています。6061-T6は加工性と耐食性のバランスに優れ、2014-T6は強度が高く大きな荷重に適し、7075-T6は最高レベルの強度と軽さが求められる設計向けの高強度合金ですが、耐食性にはアルマイトが必要です。荷重、耐食性の要求、コストで選択します。
ハブのボルト穴の割り出しはどのように確保していますか?
ボルト穴の割り出しとピッチ円直径は、ハブとスプロケットやホイールハブとの組立を左右します。AFTは熱処理後にすべてのボルト穴をCNCのワンチャッキングで加工して割り出しを同一基準とし、Zeiss三次元測定機でピッチ円直径、割り出し、穴径を測定します。
アルミ鍛造のアルミ鍛造ギアハブは、鋳造や削り出しと何が違いますか?
鍛造は固体状態のまま圧力で成形するため、鍛流線が製品形状に沿って連続し、鋳造で起こりやすい気孔や引け巣が生じにくくなります。また、ブロック材からの削り出しに比べ、ニアネットシェイプの鍛造素材は除去量と加工時間を削減できます。繰り返し荷重を受けるアルミ鍛造ギアハブには、強度と軽量化を両立できる工法ですが、最終的には設計荷重と数量で判断します。
アルミ鍛造ギアハブの熱処理は社内で行っていますか?
はい。Al Forge Tech(AFT)はT4溶体化処理設備8基とT6人工時効処理設備7基を社内に保有しており、アルミ鍛造ギアハブは鍛造後に同一工場内で溶体化・焼入れ・時効処理を行い、加工・検査工程へ進みます。熱処理を外注しないため、工場間輸送や納期変動のリスクを抑え、ロットのトレーサビリティも一つの品質システムで管理できます。処理条件は材質とお客様仕様に基づき設定します。
アルミ鍛造ギアハブにアルマイトなどの表面処理は可能ですか?
可能です。AFTはアルマイト(硬質アルマイト含む)、ショットブラスト、振動バレル研磨、電着塗装・塗装に対応し、酸洗ラインと超音波洗浄ラインで加工後の部品を洗浄します。表面処理の種類や膜厚を図面に記載いただければ、アルミ鍛造ギアハブの加工代と外観基準をあわせて検討します。
アルミ鍛造ギアハブの鍛造見積りのご依頼
アルミ鍛造ギアハブの新規開発や、既存部品のアルミ鍛造への切り替えをご検討中でしたら、3D/2D図面、材質・調質、年間数量、表面処理の要求をお送りください。AFTの技術チームが鍛造可否、金型計画、お見積りをご回答します。
- お問い合わせ:お問い合わせフォーム
- Email:aft@aft-forge.com.tw
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